商品コード: B_humanrights202212
ヒューマンライツ2022年12月号(No417)
ヒューマンライツ2022年12月号(№417)
「黒い雨」訴訟―排除された被爆者
「黒い雨」訴訟―排除された被爆者
販売価格 (税込): 550円
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サイズ | A5判 |
発行年月 | 2022年12月10日 |
編集発行 | (一社)部落解放・人権研究所 |
価格 | 550円(税込) |
特集:「黒い雨」訴訟―排除された被爆者
被爆者の救済を目的とした原爆医療法(一九五七年)、原爆特措法(一九六八年)が制定され、二法はその後、被爆者援護法として一本化された(一九九五年)。一方で、原爆の被害にあいながら半世紀以上も救済の対象から排除されてきた人たちがいる。「黒い雨」訴訟は日本政府から戦争被害を〝なかったこと〟にされ、泣き寝入りを余儀なくされてきた人たちの闘いである。昨年七月、広島高裁は国の援護対象区域外でも「黒い雨」が降った蓋然性が高いことを認め特定疾病がなくても被爆者と認定する枠組みの画期的な判決を出した。しかし、被爆者認定の新制度は国が認めた十一疾病の発症が要件となり、「同じような事情の方」を救済する約束は反故にされ、さらに長崎は対象外とされ新制度から排除された。「黒い雨」訴訟を通して、日本の戦争責任について考えてみたい。
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